ジョブ使用感

ウィザードのジョブ使用感・ブレイブリーセカンド

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ウィザードの使用感

ブレイブリーセカンドで追加されたジョブであるウィザード。

このジョブの気合の入れようはかなりのものです。

特に、ジョブの代名詞とも言える「ポストスクリプト」は終盤まで大活躍のアビリティ。

ポストスクリプトとは、手紙の追伸で出てくる「P.S.」のこと。

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ウィザードの概要

アヤメを倒すと手に入るジョブです。

BPを使って魔法の効果や範囲を変えられる「ポストスクリプト」が強力です。

新ジョブだけあって、かなりの気合の入れようです。

IT業界にいる人間だからか、「実装とテストめんどくさそうだなぁ……」と斜め下の感想を抱いてしまいました。

ウィザードはその名の通り魔法系のジョブです。

ロッドの適性がSなので、魔法攻撃力の上がる装備で固めるのが基本です。

反面、装甲が紙なのでナイトが「かばう」などしてサポートしないとすぐ乙ります。

このジョブで使える精霊魔法は、全部の属性が揃っているので敵の弱点を付きやすいです。

しかし、単体で使うには威力が低すぎるため、ビショップの「二言」をつけるか、威力の高い「黒魔法」や「時空魔法」のジョブコマンドをくっつけるのをおすすめ。

特に、時空魔法の「メテオ」とポストスクリプト「レイン」を組み合わせた「メテオレイン」はとても強力です。

アビリティの組み合わせによって初期レベルでも30万のダメージを叩き出せるので、いかに強力かご理解いただけたかと思います。

習得するアビリティ

ジョブレベルの上昇によって強化されるのはポストスクリプトが中心となっています。

ひとつ注意しなければならないのが、ジョブ入手直後はポストスクリプトが使えないこと。

Lv2の修飾句Lv1を習得するまでは精霊魔法をただぶっ放すジョブになります。

通常プレイでは気にする必要はありませんが、最少戦闘勝利回数プレイでは必須戦闘でしかJPを入手できないため、どうしても修飾句のないウィザードでボスを倒さないといけない場面が出てきてしまいます。

ジョブコマンドの「精霊魔法」は街で魔法を買うことで種類を増やしていきます。

特に無属性の「スピリット」は反射や吸収を考えなくていいので便利です。

Lv1:精霊魔法

精霊魔法が使えるようになります。

序盤はともかく、後半になるとあまり使われなくなるのがこの精霊魔法です。

回復役のビショップに、ジョブコマンドとして「精霊魔法」を付ければ「二言」の恩恵を受けられます。

実際にボスとして戦うニコライさんもそんな感じの戦い方をしていましたし。

Lv2:修飾句Lv1

修飾句の「ダーツ」「ニードル」が使えるようになります。

「ダーツ」の方は、単体化してターンの最初に発動するため、とどめに速攻をかけたいときに便利。

精霊魔法などの全体魔法は、単体化することで威力が2倍になり、普通に使うよりも大ダメージを与えられます。

「ダーツ」自体の威力倍率が1.5倍なので、実際には3倍のダメージが入っていることに。

「二言」をつけて「ライトニングライトニングダーツ」を叩き込めばさらに2.5倍。

倍率がパズドラめいてきました。

「ニードル」は、魔法を単体化した上で、同名の対象にも同じ効果をもたらします。

「ニードル」自体の威力倍率は「ダーツ」と同じく1.5倍。

全体魔法を使えば単体化によって3倍のダメージ。

ストーリー上の戦闘で考えると、源泉洞にいるラフレシアは同名モンスターが5体で出現するため、「ニードル」の格好の餌食ですね。

弱点の火属性、「フルチャージ」、「二言」を組み合わせて「ブレイジングブレイジングニードル」をぶっ放せば、弱点1.5倍 * 「フルチャージ」1.5倍 * 「二言」2.5倍 * 「ニードル」による単体化3倍で16.875倍のダメージです(理論値)。

今更ながら、これを4人でぶっ放せば楽に勝てましたね。

本編ではソードマスターによるゾンビカウンター戦法でちまちま削っていました。

源泉洞のボスラッシュ
サクッとボリトリィさんをキャン言わして、ユノハナに戻ってきました。 ヨーコの傷を癒すため、全快の湯に浸かるユウたち。 ダンザブロウさん、帽子、脱がないんすか。 そ

Lv3:ダメージ分散

単体攻撃を受けた際、味方1人につき15%ずつダメージを肩代わりしてもらうサポートアビリティです。

「ふんばる」をまだ習得できていない序盤では、ウィザードは戦闘不能になりやすいので、このアビリティが光ります。

すっぴんの「はんぶんこ」と組み合わせれば、ひとりあたりのダメージを減らしつつ、ポーションの「はんぶんこ」で全回復、なんてこともしばしば。

ひとつ気をつけないといけないのは、このダメージ分散で味方を道連れにすることがある、ということ。

特に、「ふんばる」を発動した直後の味方がいるときは要注意です。

Lv4:修飾句Lv2

修飾句の「ハンマー」「ミスト」が使えるようになります。

「ハンマー」は魔法を単体化した上で、物理攻撃として発動させます。

「ハンマー」の威力倍率は2.0倍なので、単体化と合わせれば4倍のダメージ倍率。おいしい。

物理攻撃化することでクリティカルが発生するようになるため、ダメージの期待値はもう少し大きくなります。

魔法防御力は高いけど、物理防御力が低い、なんていう魔法系の敵に対しては最適の攻撃方法です。

物理攻撃化すると「フルチャージ」が乗らないため、そこだけ注意が必要です。

「ミスト」の方は、魔法を全体化した上で、3ターンの間、ターン終了時に発動するようになります。

全体化によって威力が0.5倍になってしまうため、攻撃には向きません。

「イノセンス」や「エスナ」と組み合わせてターン終了時に状態異常を回復したり、「フィジカルアップ」などと組み合わせてステータス強化を行うのがおすすめ。

あとは「ブレッシング」や「アレイズ」でターン終了時に戦闘不能を回復したりもいいですね。

Lv5:ポストスクリプト

修飾句が使えるようになるサポートアビリティです。

魔法系のジョブを使うときには欠かせないアビリティ。

コストが2なので、ジョブ自体をウィザードにするか、別のジョブに「ポストスクリプト」を付けるかは悩みどころ。

「ふんばる」を付ける場合はサポートアビリティの枠を圧迫されるので、ウィザードに「ふんばる」を付けるのが安心かも。

さらに「二言」があった方がいいことを考えると、枠のやりくりはちょっと大変です。

Lv6:修飾句Lv3

修飾句の「ブラスト」「ウォール」が使えるようになります。

「ブラスト」は単体魔法であっても全体化することができます。

「なんでも全体化」を習得するまではこちらで月魔法を全体化することが多いです。

もともと全体が対象の魔法は、単体化してからそのまま全体化しているようで、単体化により威力が2.0倍になります。

「ウォール」は物理攻撃を受けたときに、付与した魔法で反撃します。

反撃自体の威力は低いですが、効果が10ターン続くことを考えるとトータルでそれなりのダメージを期待できます。

また、敵に「フィジカルアップウォール」をかけておけば、殴るたびに物理攻撃力が上昇するという悪魔のような戦い方もできます。

Lv7:魔法ダメージ吸収

魔法ダメージを受けたときに、ダメージの25%分を吸収するサポートアビリティです。

魔法攻撃主体の敵と戦うときに大きな効果を発揮します。

特に、魔法ダメージで「ふんばる」が発動したときは、「ふんばる」発動後に25%分回復してくれるため、発動条件を満たした状態で切り抜けられます。

物理攻撃と魔法攻撃が入り混じった敵パーティと戦う際には、物理攻撃は「霊鏡」で反射、魔法攻撃は「ふんばる」と「魔法ダメージ吸収」で対処することもできます。

Lv8:フルチャージ

MPが最大の時に、魔法の威力が1.5倍になるサポートアビリティです。

条件があるものの、1.5倍の威力で魔法をぶっ放せるのは大きいです。

このアビリティと最高の相性なのが赤魔道士の「ピンチに消費0」。

瀕死状態をキープしていれば、常に1.5倍の威力で魔法を使えます。

ナイトがいれば、単体物理攻撃は怖くないため、安心してフルブレイブできますね。

次点でエクソシストの「徐々にMP回復」も相性がいいです。

Lv9:修飾句Lv4

修飾句の「レイン」「アロー」が使えるようになります。

「レイン」は付与した魔法を単体化し、敵または味方全体のランダム対象に4回発動します。

1発あたりの威力は0.6倍と下がるものの、4回発動することを考えれば2.4倍になったとも取れます。

4回発動することのメリットは、ダメージ上限にひっかかりにくくなること。

高倍率の魔法1発だけだと、ブレイブリーセカンドを使わない限りは9999がダメージ上限となり、1ターンあたりのダメージがそこで終わりになってしまいます。

しかしそれが4回発動するなら、1ターンあたり9999 * 4 = 39996のダメージを出せるため、効率が非常にいいです。

初期レベルクリアの時にも、この「レイン」を使った「メテオレイン」で、1ターンに30万のダメージを叩き出したので、攻撃に非常に向いている修飾句です。

「アロー」はチェックをいれた対象に魔法を発動する修飾句です。

対象が少ないほど威力が上がって行きます。

「ピンチに消費0」をつけたキャラがいるけど、それ以外のキャラだけを回復したい、といった時に有効です。

Lv10:ベントリロキズム

修飾句を使用したターンは、味方の魔法にも同じ修飾句が付くサポートアビリティです。

例えば、マグノリアが「スピリットレイン」を使った場合、イデアが使う「サンダガ」、ティズが使う「メテオ」にも「レイン」が付くようになります。

味方が「ポストスクリプト」をセットしていなくても発動し、さらには味方はBPを消費せずに修飾句を使えます。

これにより、1ターンに放てる修飾句付きの魔法が2回から4回になります。

つまり、ひとりでは「メテオレイン」 * 2が限界だったのが、仲間の力を借りて「メテオレイン」 を4回使えるようになるのです。

赤魔道士の「連続魔」、妖狐の「やまびこ」を組み合わせれば、9999 * 4(レイン) * 2(連続魔) * 5(ブレイブ+やまびこ1回) = 399960のダメージを1ターンで叩き出すことも可能に。

仲間の力を借りればここまで威力が上がるのです。

この様子は以下のページを参考に。

麻痺は大丈夫じゃない、問題だ
前回に引き続き火の次元洞の固定敵と戦います。 今回戦うのはラードーン。 今度こそ1発あたり9999ダメージを出したいところ。

注意点としては、「ダーツ」を付けてもターンの最初の発動にはならないこと。

ターンの途中に「ダーツ」の付いた魔法が飛ぶ、という珍しい現象を見ることができます。

また、魔法の発動対象が「ベントリロキズム」を持っているキャラが選んだ対象になるため、攻撃と補助を混ぜると大変なことになります。

敵に「マジックアップレイン」をかけるのは勘弁して……。

Lv11:修飾句Lv5

修飾句の「ノヴァ」が使えるようになります。

妖狐のサポートアビリティ「覚醒」をつけることで習得できます。

「ノヴァ」は付与した魔法が敵味方全体に対して発動する修飾句です。

正直使い方が難しい……。

「先制術」付きの「エレメントバリア」を使った後に、「ブレイジングノヴァ」などで攻撃するのが現実的でしょうか。

「ブラスト」よりは威力が上がるので、ボス戦で「エレメントバリア」を使っている時に「ノヴァ」で攻撃するのが良さそう。

「エレメントミラー」や魔法反射を貫通するので、反射して2回攻撃、みたいなことはできませんでした。

ウィザード総評

魔法系のジョブでほぼ必須と言ってもいい「ポストスクリプト」が魅力。

特に大ダメージを叩き出すなら「レイン」は必須です。

「精霊魔法」を主体にして戦うのは厳しいですが、「二言」や「フルチャージ」など、魔法強化のアビリティを組み合わせるといい感じです。特に燃費。

修飾句の有無で戦い方が大きく変わるので、優先的に育てたいジョブです。

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