序章で入手できるジョブ、最後はビショップです。
新しいジョブの中では回復役を担当します。
ビショップのニコライさんは「大事なことなので2回言いました」が口癖ですが、その特徴はジョブ特性にも現れています。
その名も「二言」。
ネットスラングがサポートアビリティの名前になるのは賛否分かれるところですが、同じ魔法を同じターンに2度使うと威力が2.5倍になる、という性能は忘れてはいけません。
目次
ビショップの概要
ニコライを倒すと手に入るジョブです。
「ヒール」「リザレクション」など、回復がメインの神聖魔法を使うことができます。
白魔法が定量回復なのに対し、神聖魔法は割合回復。
割合回復だとテイルズシリーズを思い出します。
また、冒頭でも触れた「二言」が特徴的。
BPがカツカツな初期レベルクリアでは序盤に使う勇気がなかったものの、BPを1消費するだけで威力が2.5倍になるのは破格の性能です。
なぜ使わなかった。
「二言」があるので、ビショップに精霊魔法を付けて攻撃に回るのも可能になります。
後半戦うニコライさんも「ライトニングライトニング」で攻撃してくるので、ビショップ業界では定石なようです。
習得するアビリティ
回復がメインの神聖魔法が使えるようになります。
割合回復であるため、序盤は回復量が心許ないものの、後半HPが増えれば回復量はみるみる増えていきます。
コストパフォーマンス的にも優れていますね。
初期レベルクリアでぜひ習得しておきたいのがLv3の「魔防20%アップ」。
魔法攻撃が主体のボスと戦う時には重要になってきます。
また、使用ターンに敵味方のダメージが0になる「カーム」は初期レベルクリアのラスボス戦で必須。
ぜひともひとりは神聖魔法Lv6を使えるようにしておきたいところです。
Lv1:神聖魔法Lv1
神聖魔法の「ヒール」「アンチドーテ」が使えるようになります。
「ヒール」は単体のHPを30%回復する魔法です。
アンデッドの敵にダメージを与えるのはいつもの仕様。
誰が使っても30%回復できるので、枠が空いていれば物理系のジョブに神聖魔法を付けておくのもありかも。
ちなみに初期レベルクリアだとHPが200程度なので、ポーションを使った方が回復量が多いという悲しみを背負うことができます。
「アンチドーテ」は毒状態を回復する魔法。
修飾句を付けて、「ミスト」で毎ターン毒を回復する、なんてこともできます。
アンフィスバエナ戦では毒のダメージがきついので、何らかの事情で星のペンダントを装備しない場合はこちらで対処するのが良いでしょう。
Lv2:神聖魔法Lv2
神聖魔法の「クリアランス」「ディバインナイト」が使えるようになります。
「クリアランス」は暗闇状態を回復する魔法。
入手時期を考えると、第五天魔王・雲丹戦のためにある魔法ですね。
その情報はあなたのセキュリティクリアランスには開示されていません。
すっぴんの「はんぶんこ」で目薬を全体化すれば済む、というのもあり、初期レベルクリアでは使いませんでした。
「ディバインナイト」はデフォルト時にダメージを受けると、HPが30%回復するようになる魔法。
デフォルトしていることの多い初期レベルクリアでは重宝します。
BPを溜めながらHPを回復できるとか素晴らしい!
特に第五天魔王・雲丹戦ではこれが大事になってきます。
Lv3:魔防20%アップ
魔法防御力が20%上昇するサポートアビリティです。
初期レベルクリアでは素のステータスが貧弱ですが、このサポートアビリティと防具を組み合わせれば、案外生き残れます。
ねこ使いの「香箱座り」と一緒に使うとなお良し。
とりあえずこれ、くらいの感覚でとっておいても良いアビリティです。
Lv4:神聖魔法Lv3
神聖魔法の「ブレッシング」「キュアー」が使えるようになります。
「ブレッシング」は戦闘不能を治してHP15%分まで回復させる魔法です。
この魔法の真価は、HP15%分の回復にあります。
赤魔道士の「ピンチに消費0」はHP20%以下で発動するため、戦闘不能になってからこの魔法で回復させると、アビリティが撃ち放題に。
初期レベルではMPが足りなくて使えない「メテオレイン」もゴリゴリ撃てるようになります。
「ふんばる」で調整しなくても済むので、アビリティのコストが2も浮き、さらなるダメージ上昇が可能に。
後半に使い始めるまではこのメリットに気付いていなかったので、もしかしたら攻略も変わっていたかもしれません。
「キュアー」はHPを50%回復する魔法。
正直プレイ中は使っていませんでしたが、今考えればジョブレベル上げで使ったグラープ砦で、「キュアーブラスト」を2回投げていればアンデッドを確実に昇天させることができましたね。
フェニックスの尾を使っていたので、たまに昇天させられなくて全滅、という憂き目を見ていたのが悔やまれます。
Lv5:神聖魔法Lv4
神聖魔法の「ギフト」「イノセンス」が使えるようになります。
「ギフト」は自分のMPを20%分だけ分け与える魔法。
エクソシストの「徐々にMP回復」と組み合わせれば人力エーテルの完成です。
最少戦闘勝利回数のようにアイテム入手が限られている場合に便利です。
「徐々にMP回復」だけあれば良いとか言ってはいけない。
「イノセンス」は状態異常を回復する魔法で、白魔法のエスナと同じ。
「イノセンスミスト」を貼っておけば毎ターン状態異常が治るようになるので便利です。
毒と暗闇を治す個別の魔法があるのは、対応する状態異常を使うボスがいるからでしょうか。
Lv6:二言
同じターンに同じ魔法を2回続けて使うと威力が2.5倍になるサポートアビリティです。
ビショップの代名詞。
後半になると精霊魔法の威力が足りなすぎて辛いですが、これを使うことで多少マシになります。
「ライトニングライトニングダーツ」とかだと二言で2.5倍、ダーツ自体の威力で1.5倍、ダーツによる単体化で2倍と、7.5倍のダメージを叩き出せます。
2回続けて魔法を使うとサガフロの連携技の名前みたいになって懐かしい気分になりますね。
Lv7:杖の心得
杖の武器適正がSになるサポートアビリティです。
わざわざ使うこともないかなぁ。
Lv8:神聖魔法Lv5
神聖魔法の「ベネディクション」「リザレクション」が使えるようになります。
「ベネディクション」は単体のHPを100%回復させる魔法。
「そのまま全体化」を使えば、毎ターンHPを最大まで回復させ続けることも可能に。
HPが10000未満のアンデッドなら確実に葬ることができます。
「リザレクション」はHP100%の状態で戦闘不能から回復させる魔法。
白魔法の「アレイズ」と同じ効果です。
新ジョブのみ縛りをしていても、ある程度は白魔法と同じ使用感で行けるのがビショップの良いところです。
Lv9:神聖魔法Lv6
神聖魔法の「サクリファイス」「カーム」が使えるようになります。
「サクリファイス」は自分が戦闘不能になる代わりに敵全体に大ダメージを与える魔法。
ドラクエでいうメガンテです。
次のターンでやられる!! とわかったら先手を打ってこれでダメージを与えるのも手。
「カーム」は敵味方全体に効果があり、HP, MP, BPへのダメージが0になります。
決まったターンにしか攻撃してこない敵(ラスボスとか)にはとても有効です。
支援を積むことは可能なので、敵からのダメージを0にしつつ味方を強化していくのが鉄板の戦略。
「もう一度あなたと」で「カーム」を使ったキャラのBPを回復させると連続で使用し続けることができます。
Lv10:圧縮言語
1回しか魔法を使っていないときにも「二言」の効果を与えるサポートアビリティ。
発動する確率は50%なので、コスト3に見合った効果とは言えません。
Lv10のアビリティにしては残念な性能です。
Lv11:神聖魔法Lv7
神聖魔法の「フェイト」が使えるようになります。
「フェイト」は単体を使用者に対するラブ状態にする魔法。
ラブ状態では対象に恋をした状態となり、行動を真似するようになります。
対象が戦闘不能になると後追いで戦闘不能になるので、敵を道連れにしたいときに使うと良いのかな。
また、同じ対象へのラブ状態のキャラが2人いると「恋の鞘当て」で同士討ちを始めます。
敵が使うと厄介だけど、自分で使うと使い所の分からない魔法です。
ビショップ総評
新ジョブの中では貴重な回復役なので、通常プレイの序盤は役に立ちます。
いかんせん割合回復のせいで初期レベルクリアとは相性が悪いので、「ピンチに消費0」だったり「カーム」が使えるようになる頃、やっと頭角を表す感じ。
ラスボス戦では無いと辛いので、活躍の場は確保されているのが救いでしょうか。