序章では新規に追加されたジョブがいっぱい手に入りますね。
フェンサーも序章で手に入るジョブのひとつ。
特徴的なのは、構えによってステータス上昇効果がある点です。
ジョブ特性であるサポートアビリティの「構え効果持続」は、構えを変更しても前の構えの効果が10ターン継続するもの。
「烈火のウルフ」→「堅牢のバイソン」なら物攻/物防/魔攻/魔防が25%ずつ上昇した状態が維持されます。強い。
この構えの効果は通常のステータスアップとは別なので、「限界突破強化」を付けている場合は225%まで強化可能。
元の攻撃力が200なら200 * 2.25 = 450まで上昇します。強い。
目次
フェンサーの概要
ジャンを倒すと手に入るジョブです。
攻撃特化の「烈火のウルフ」、防御特化の「堅牢のバイソン」などの構えが特徴です。
構えでは物理系ステータスだけではなく、魔法系ステータスも強化されるため、実はウィザードと組み合わせてもいい感じです。
構えだけで+25%の強化がされるので、底上げに良いですね。
構えにはそれぞれ対応する攻撃技があり、「烈火のウルフ」で「ウルフファング」、「堅牢のバイソン」で「バイソンホーン」が使えます。
攻撃に移るまで1手必要なのが玉に瑕かもしれません。
習得するアビリティ
チャリオットと似て、攻撃に特化したアビリティを覚えていきます。
構えの効果で物攻、魔攻の両方が上がるのが相違点ですね。
最少戦闘勝利回数クリアではできませんが、妖狐を倒せるのであれば、ジョブLv11の「紅蓮のウルフ」が便利。
1手で物攻/魔攻を225%まで上昇させることができます。
また、BP消費技の「ファルコンクロウ」は威力倍率0.8 * 4回攻撃なので、実質3.2倍の攻撃です。
消費は重いものの、威力はお墨付き。
フェンサー最強アビリティの「ファルコンクロウ」を使うための構えは「疾風のファルコン」。
ユウのあだ名がついているあたり、ジャンの葛藤を感じます。
Lv1:烈火のウルフ
ウルフの構えをとり、物攻/魔攻が25%上昇するアビリティ。
物理攻撃で攻めるときはもちろんのこと、序盤のウィザードで威力の底上げをしたい時に便利。
この構えのときは「ウルフファング」が使えるようになります。
烈火のウルフはジャンのあだ名。
Lv2:堅牢のバイソン
バイソンの構えをとり、物防/魔防が25%上昇するアビリティ。
こちらは防御力の底上げをしたい時に。
序盤に戦う第五天魔王・雲丹戦ではこれがあると生存率が上がります。
堅牢のバイソンはニコライさんのあだ名。
Lv3:ウルフファング
敵単体にダメージを与えるアビリティです。
ダメージ倍率は1.3倍ですが、構えの効果と合わさって思ったよりダメージが出ます。
このアビリティを使ったあとは自動的にバイソンの構えに移行するので、「構え持続効果」があれば物攻/物防/魔攻/魔防が25%ずつ上昇した状態に。
Lv4:バイソンホーン
敵単体にダメージを与えるアビリティです。
ダメージ倍率が1.5倍なので、「構え持続効果」があれば高威力に。
ブレイブしたときは「ウルフファング」→「バイソンホーン」→「ウルフファング」→「バイソンホーン」と交互に使うのを忘れずに。
間違っても「ウルフファング」*4なんてやって悲しい思いをしてはならないのです。
Lv5:疾風のファルコン
ファルコンの構えをとり、素早さが50%上昇するアビリティ。
初期レベルクリアでは、素早さの基本値が極端に低いため有効利用できませんが、通常プレイならシーフの「神速瞬撃」と組み合わせるのがベネ。
「ファルコンクロウ」を使うために1ターン使うのがちょっと悩みどころです。
できればウルフ、バイソンの構え効果を維持させたいので、「烈火のウルフ」→「ウルフファング」→「疾風のファルコン」→「ファルコンクロウ」の順で移行させるとダメージ効率的にいいかな。
疾風のファルコンはユウのあだ名。
Lv6:反撃バイソン
バイソンの構えの時に単体物理攻撃を受けると、75%の確率で反撃するサポートアビリティです。
デフォルトでダメージを減らしつつ、反撃で削っていけると安心です。
フルブレイブ後にバイソンの構えになるよう調整すると、この反撃効果も有効に使えます。
また、ソードマスターの「反撃強化」を一緒に付けているとダメージも上がります。
さらに、忍者の「傀儡之術」でターゲットにすると、敵がどんどん攻撃してくれるのでもっと効率がいいです。
……カウンター待ちのターゲットに攻撃させるアビリティとか鬼畜。
Lv7:構え持続効果
構えが変わっても、前の構えの効果が10ターン持続するようになるサポートアビリティです。
フェンサーのジョブ特性なので、フェンサーをメインジョブにしているときは特に気にしなくていい部分です。
コスト1とはいえ、フェンサー以外のジョブでこれを使うかというとちょっと微妙なところ。
特に初期レベルクリアでは他に入れたいサポートアビリティが多いので、優先度は下がります。
Lv8:最初からウルフ
戦闘開始時に自動的にウルフの構えになるサポートアビリティです。
コマンド選択なしでウルフの構えを取れるので、おこの湯の雑魚戦で大活躍。
特に固定敵のバルトラさんはこれがあるのとないのとでは大違いです。
これを付けて雑魚戦にのぞみ、開幕高火力のアビリティで吹き飛ばす、なんて使い方がメインかな。
Lv9:剣の心得
剣の武器適正がSになるサポートアビリティです。
剣系の武器は装備が豊富なのであっても損はありません。
……なんて言いつつ、特にいらないかなーというのが正直なところ。
ジョブLvの高いところにこのアビリティがあるのがいやらしいですね。
少なくないJPをつぎ込んでこのアビリティを獲得したときの虚しさといったら……。
Lv10:ファルコンクロウ
敵全体ランダムに4回攻撃を行うアビリティです。
ダメージ倍率0.8倍 * 4回 = 3.2倍のダメージを与えられます。
ファルコンの構えの時に使えますが、「疾風のファルコン」を取得してからこれが使えるようになるまでやたら長いです。
待った分だけの強さはあるのでいいんですけどね。
RPGの序盤によくある、見えてるけど鍵がなくて取りに行けなかった宝箱的な喜びがあります。
Lv11:紅蓮のウルフ
攻撃特化のウルフの構えをとり、物攻/魔攻を限界+25%まで上昇させるアビリティです。
「限界突破強化」を付けている場合は1手で225%まで強化可能。
これを取ってフェンサーの本領発揮です。
消費MPなしでここまでの強化ができるので、このためにジョブコマンドをフェンサーにしておくのもありです。
フェンサー総評
チャリオットと並んで序盤に役立つ物理職です。
こちらは防御面も優れているので、バランスよく安全に戦いたいときに便利。
メインストーリーでがっつり関わるジャンのジョブだからか、だいぶ優遇されている気がします。